1日目:子どもの可能性の引き出し方

このページでは、『みんなの居場所まどい』特別動画『子どもの可能性の引き出し方』をご覧いただけます。

またこちらのページでは動画の要約もご用意しましたので、予習や振り返りにご活用ください。

動画ではより具体的な事例などをお話ししていますので、必ず動画もご確認くださいね。

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今回は、「子どもの可能性の引き出し方」というテーマでお話をしていきます。

僕が小学校教師の間に関わった400人を超える子どもたち。 現在進行形でみんなの居場所まどいで関わっている子どもたち。

これまでの子どもたちの成長・最近の子どもたちの成長を振り返って、 子どもの可能性を引き出す方法について、 改めて確信しました。

本当に、驚くほど子どもが成長するし、それによって親自身も単純に嬉しいし、余裕が出てきます。

この価値を全子育て世代に伝えることで、教育をよりよくできるなと感じています。

小学校(特に低学年)が
大切な理由

特に小学校低学年の間は、難しい時期。

一人でできることが増えてはいるけれど、まだまだ親の関わりが必須な場面が多いのが現実。

そんな中、色々な問題が発生してきますよね。

例えば家で宿題をするのに、子どもがなかなか言うことを聞かなかったり。かといってしばらく放置すると、それはもう大変なことになっていたり(笑)

家ではダラダラと過ごすばかりで、見ているだけでやきもきしたり…


このままで本当に大丈夫なの??

どうやったらこの親子関係、改善されていくの?

そんな風に感じた経験、あると思います。

僕も過去に、思い通りにいかないことに腹を立て、叱ってばかりの日々になる… こんな経験があります。

ただ、その方法では、なかなか改善していきませんでした。

「まあ、まだ1,2年生だし、なんとかなるか」

本当に、そうでしょうか??

このように、楽観的に捉えすぎるのは、正直危険です。

土台を作る、もっとも重視すべき低学年の時期だからこそ、この時期を逃すと土台が不十分なまま高学年を迎え、自分で自己評価を下げていくような状態になりかねません。

低学年の間に、ひとつでも多くの「できた!」を積み重ねていくと、そのできた!は、新しい挑戦に向かう意欲を生み出します。

こうして、プラスの循環が生まれていきます。

それに対して、低学年の間に、「できない」「どーせ無理だ」が積もると、何をやろうにも、やる気が出てこない状態になってしまいます。

これでは、新しい挑戦に向かう意欲が生まれません。

挑戦がないので、「できた」を実感することも、失敗すらすることもなく、成長の機会が失われてしまいます。

これが、数々の問題行動を生み出していきます。

よく言われている「10歳の壁」をご存知でしょうか?

10歳は、小学校でいうと、4年生。

この頃から、子どもは、自分自身を客観視できるようになってきます。

自己と向き合うことは、とても重要なことですが、

逆に言うと、周りと比べてしまい、劣等感を感じやすくなる危険性もあります。

また、学習面においても、算数の例でいくと、3年生までは、具体物中心の基礎基本を学びます。

1年生で、たし算・ひき算。2年生では、かけ算。3年生では、わり算を学びます。

一方、4年生からは、数が中心の「抽象的な概念」が増えてきます。

気持ちの面でも、学びの面でも、すべての土台を作るのが、低学年期です。

年齢でいくと、9歳・3年生まで。

この時期を逃すと、土台が不十分なままで、高学年になり、自分で自分の評価を下げる状態になりかねません。

これが、一番もったいないことです。

ただただ、今回紹介することを徹底するだけでお子さんとの関係性がよくなり、みるみるうちに子どもが成長していくようになります。

それどころか、自分自身の心持ちや家族関係がよくなり、関わる人たちみんなで成長していくことができるんです。

これまでの成長実績

実際に僕も、今日紹介することを小学校教師時代からずっと実践してきました。

関わった延べ400人以上の子どもたちは、本当に生き生きと成長してきましたし、学びに対して意欲的になり、自分自身を素直に表現できるようになっていきました。

小学校を卒業した今でもやり取りが続く子どもや保護者も多く、ひとりひとりの子どもたちの成長を、心から嬉しく思っています。

保護者の方々からいただいた声を、いくつか紹介します。

「○君が大好きなことを自信を持って応援してください。○君自身がやり切ったと納得のいくまで。」
当時小5の息子は、毎日自学で絵を描いていました。

漢字や計算を学習しなくて良いの?
担任のたっちゃんに尋ねた私に、返してくれた言葉です。

息子には、
「自分の宝物を大切にして欲しい。絵を描き続けてください。それは○君にとっての最高の自学です。」
こんな魔法の言葉をくださいました。

あれから4年。
たっちゃんの魔法の言葉通りに自分の宝物を大切にし続けた息子は、将来美術の道に進みたいと今なお目を輝かせています。
子どもの心と体を育てる大切な小学校時代、信頼できる大人に出会い、一緒に楽しい時間を過ごせる幸せ。

運動会や自然教室でギター片手に歌い踊り、絵も読み聞かせもゲームもいつも本気なたっちゃんが創る新しい居場所は、きっとそんな幸せで満たされるはずです。あなたの宝物を一緒に大切にしてくれる、あなたの心に真っ直ぐ向き合ってくれる、まどいのたっちゃんはそんな大人です。(中川浩子様)

島川先生との出会いは大学 1 年になる息子が小学 5 年生の時でした。

当時、PTA会長をやっていた事もあり、学校との絡みも多く、子どもが学校からもらってくるプリントにもよく目を通していました。 するとなにやら耳にしたことがあるフレーズが頻繁に飛び込んでくるじゃありませんか。 それもそのはず。当時私が親交を持てていた、世界一受けたい授業などテレビ出演も数多くされていた菊池省三先生の「ほめ言葉のシャワー」を実践されていたのです。

一気に勝手な親近感を得ました。その一年後、実際に菊池省三先生にご来校いただき、息子達に授業をしていただいた事や、先生方と一緒に勉強会を開催できた事は私の一生の思い出です。

島川先生は一言で言うと息子たちの兄貴分的な存在ではなかろうかと思います。 先生に一つにまとめ上げていただいた子ども達は、親の私たちから見ても「こいつらほんとに仲いいよな~」と感心するくらい今でも男女関係なく仲良く集まり合っています。 子どもにとって一番大事な事、人として一番大切な事、そんな教えが伝わる島川先生を深川家一同、一ファンとしてこれからも関わらせていただけたらと思います。(深川典保様)

最近の話でいくと、まどいっ子が驚きの成長を遂げています。

1ヶ月分の宿題をためていた子が5日間ですべて終わらせ今ではたった10分で1日の宿題を終えるようになった。

学校に行き渋るくらい元気が落ちていた子が、日々の宿題も親子関係も、あらゆることが改善され、生き生きとした表情に生まれ変わった

本当に、子どもたちが可能性を引き出し、素晴らしい成長を遂げています。

ぜひ、今回紹介することを自分のものにして、もし現在、子育てに関するお悩みがあるのであれば、それを解消していきましょう。

子どもの可能性の引き出し方

それでは、子どもの可能性の引き出し方、いきなり結論です。

それは、子どもがすでに持っている「ある」に目を向けること。

なぜなら、「ない」ものを手に入れようとするあまりに、いますでに持っている「ある」からは目が離れてしまうからです。

みなさん、「ありがとう」という言葉の反対語をご存知ですか?

少し、かんがえてみてください。

ちなみに、よく言われるのですが、「ごめんなさい」では、ありません。

ヒントです。

ありがとうは、漢字で「あることがむずかしい」と書きます。

あることが難しいの反対語、

つまり、あることが、「かんたん」

そうです、あたりまえ。ということです。

ありがとうの反対語は、「あたりまえ」です。

反対語というのは表裏一体の物事を、どちらから見るか?という視点の話です。

同じ物事でも、「ありがとう」と感謝して見るのか、「あたりまえ」と当然のこととしてみるのか、この見方の違いだけで、その物事自体の価値が、大きく変わっていきます。

たとえば、このスライドを作っている現在、3歳の娘が「パパただいま!」と言って、家に帰ってきました。

これを、「あたりまえ」と見るか、「ありがとう」と見るか。

無事に帰ってきてくれて、「ありがとう」

あいさつをしてくれて、「ありがとう」

パパと呼んでくれて、「ありがとう」

元気で居てくれて「ありがとう」

それか、家に帰ってきたら「ただいま!」と挨拶するのが「あたりまえ」と見るのか。

小1の息子があたりまえのように書いている漢字。

ちょっと前までは、一文字も書けなかったし、読めなかったんです。

「こんな簡単な漢字、書けて当たり前」

本当に、そうでしょうか????

前にはできなかったことが、今できるようになっている。これを「成長」と呼びます。

息子がいま書いている漢字は、決して、あたりまえのことではないように思います。

日常の中の、非常に小さな一場面ではありますが、ひとつひとつの捉え方で、本当に大きく変わってきます。

つまり、「ある」に目を向けるとは、「あたりまえ」だと思えるようなことを、「ありがとう」に変換してみることです。

他にもあります。

人間、どうしても、「できないところ・期待にそぐわないところ」に目がいってしまいませんか?

そして、すぐに怒ったり、注意をしたり…こんな経験、ありますよね。

しかし、本当に、そのひとつの「できなかったところ」を、指摘するのが良いのでしょうか?

その子が一日過ごす中で、「輝いている場面」というのは、もっともっとたくさんあったはずです。

それらを言葉にして、伝えることは、果たしてできているでしょうか?

このように、「ある」ものに目を向け始めたその瞬間から、大きく変わり始めます。

子どもというのは本当に強い存在です。

私たち大人が、「必ずできる」と信じぬき、迷いなく接していく。

自分が持つ可能性を自分で引っ張り出して、成長への道を歩んでいきます。

小学校でもっとも重要なのは、低学年の時期です。

いま、しっかりお子さんと向き合い、成長できる環境を整えていけば、驚くほど成長した姿に出会えます。

さらには、自分自身にも余裕が生まれ、今以上に子育てを楽しむことができるようになります。

ただ実際のところ、「一人で向き合うのは難しいなあ」と思われる方がほとんどだとだと思います。

子育てにおいてもっとも有効なのは、「信頼できる第三者の協力を得る」ことです。

子育ての一番のメインはもちろん子どもの「親」ですが、毎日が判断の連続で、非常に難しい場面も多くあります。

そんなとき、全肯定してくれる第三者の存在、これが重要になってきます。

私たちは、そんな「第三の居場所」であるべく、まどいを運営しています。

ぜひ一度、お話を聞きにきてください🎵

きっと、今のお悩みに寄り添えると思っています。

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